20180925 松下マサナオ×石若駿×ハラサオリ

@サンセットブルー

ここ、かわいいのですき、行った時点でドラムセットが向かい合ってる状態だったからふだんどんなかんじなのかわからないけど…。食べ物も美味しそうだった。

これ私が見てもわかることはほぼ何もない、というのが正しくて、会場にいる人間の半数以上がドラマー、みたいなこわいところだったのですが、OLのコスプレしてったらめっちゃ浮いていた気がする、別にいいけど…

セッションは数年に一度行われる神聖なる秘密の儀式、といった趣で、
マサナオさんが使ってたいろんな面白い音が出るサンプリングパッドがそれに拍車をかけていた。
ビートのアイディアは最初は石若さんから出すことのほうが多かったのかな、おぼろげですが
それを受け取っては展開し投げ返してはやり返し、ということが延々行われており
人間って概ね太鼓があれば意思疎通できるのかな…?みたいな絶対に違う気づきを得そうになりました。

セカンドセットから堀嵜ヒロキさんがパーカッションで入って、
得体のしれない鈴やら太鼓やらをたくさん使ってらして(適切な語彙がなくて申し訳ないのだけれど)”エキゾチック”みが増していた。でもわりと高音で定期的に鈴がなると素人的にはちょっと音楽としてわかりやすくなった感があってより楽しかった。ノンアルでストイック鑑賞キメてたせいもあるかもしれないけど。

それで、それでだ、ここまで一切触れなかったけどこの公演にはハラサオリさんというダンサーが出ていて、それが本当に格好良かったのです。しかもたまたま日本にいたから出てくれただけで、普段はベルリンにいるのだって、よく考えたらお写真は拝見したことがあるように思うのだけど、本当に美しい身体だったな、骨と関節と筋肉、その旋回、動作の連なり、「踊り/ダンス」というのはそれらの要素から成り立っているのですよ、ということを、図解して見せてもらったみたいな気持ち、図解はされてないのだけど、言いたいことが伝わってほしい。(一息)

ある程度自由に彼女が動き回ることを、ドラムのお二人も会場のお客さんも歓迎して受け入れている感じがあって、なんというかそういう踊り子の自由を寿ぐ雰囲気含め非常にいいミサだったなと、思いました。

私はこのライブをみる前日か前々日くらいに下のMVを見ていて、こういうめぐり合わせのことをラッキーというのでしょう。

よい夜でした。