怖い絵

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怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)

怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)

母がはまっていて、私も遅々として進まないながら二冊は読みました。
特に難しくはないのですが、最初に図版があって、それを見返しながら読む作業になるので、
通常の読書とは違う動きが発生し集中力がないために
何回もほかのことに気を取られる、という。
母も何かの合間に読むのに調度良い、と言って読んでいました。

とてもキャッチーなテーマの設定で、
マニアックな絵画分析に走り過ぎず、
ときには時代の、ときにはその作者の、またあるときにはその画題の物語に
効果的にフォーカスしながら、
読者の絵に対する理解、感動を深めてくれる素晴らしい本だと思います。
私は母が買ってきてくれた文庫本を読んでいるのですが、
どうせならハードカバー買ったほうが絵がみやすいかも。

今は続編の死と乙女編と、同じ作者の「ヴァレンヌ逃亡」を読もうとしています。
後者は展開がわかっていても一気に読みたくなる面白さだとか。

最近つむつむの奴隷になっていたり相変わらずtwitterに夢中になっていたりで
全然本を読まない。
もともと本を読んだから賢くなってたとも思えてないけど、
ますます馬鹿になってゆくようにも思えます。

四六時中あいふぉんに触っているので読んでいる活字の量は
そんなに変わらないような気もするのですが。