うたかた/サンクチュアリ

うたかた/サンクチュアリ

うたかた/サンクチュアリ

再読。
ある人の死は、その人を愛していた人間に大きな、大きな悲しみをもたらす。それは、残された人の生さえ、危うくするような圧倒的なものなのだと思う。
それでも、生きる。その温かさ、力強さが、吉本ばななさんの作品には描かれている、と思います。